【浮気する妻の心理】離婚すべきか悩む夫が知っておきたいこと
公開日:
: 最終更新日:2018/05/18:
妻と夫ではここが違う!相手の浮気を見抜くポイント【妻編・夫編】
妻が浮気をしたことがわかった場合、夫は気が気でなくなります。一度でも「浮気しているのではないか」と疑ってしまうと、夫の不安感は益々大きく膨らみます。妻はなぜ浮気をするようになったのでしょうか?
妻が浮気をする原因は様々あります。今回は妻の心理や原因を探りながら、浮気する妻と離婚するべきか悩んでいる夫へ、離婚する・しないパターン別の対処法などを紹介していきます。
もくじ
1.浮気をする妻の心理と原因は、孤独感や夫への不満・マンネリ化など
2.妻の浮気を防ぐ対策は、初心に返って夫婦の時間を大切にすること
3.【ケース1.浮気妻と離婚しない】関係を修復するため夫がすべき3つの事
4.【ケース2.浮気妻とは離婚する】証拠を得て慰謝料を請求する
5.まとめ
浮気をする妻の心理と原因は、孤独感や夫への不満・マンネリ化など
妻が浮気をする原因はさまざまです。妻の心理は一体どのようなものなのでしょうか?ここでは、妻の心理と共に5つの浮気原因を詳しく解説していきます。
原因1.寂しかった
寂しい気持ちを抱えてしまっている妻の心理は、夫への不満が積み重なっていることと関連しています。たとえば、結婚した途端に夫婦の会話が少なくなったり、妻の手料理に対して無言でいることなども挙げられます。
夫に料理を作っても美味しいという表現や気配りがなく、味が気に入らないときだけ口出しするなどは些細なようでも毎日のことなので、他の家事や育児と同様に妻の不満として蓄積してしまうことがあるのです。
原因2.嫁姑問題
嫁姑問題が浮気の原因になることもあります。夫が妻に寄り添わず常に姑の味方についてしまえば、妻の寂しいという心理とストレスは増すばかり。日々の些細なことが少しずつ積み重なった結果、嫁姑問題のストレスから妻が浮気に走ってしまうことがあります。
原因3.妻に対する無関心
妻への関心がない夫のパターンとして、家事や育児などが妻任せで夫はほとんど協力しないという事も挙げられます。最近では共働きの夫婦が増え、働く女性が多くなっています。にもかかわらず、家事や育児を妻に任せっきりで、夫は趣味やゲーム三昧。家事や育児を頼んでも「仕事で疲れているから」と常に非協力的な態度であると妻は幻滅してしまいます。
そんな時に、自分に関心を持って優しくしてくれる男性が目の前に現れたら、心が傾き浮気に走ってしまう妻もいるのです。
原因4.夫婦のマンネリ化
夫婦仲がマンネリ化しているケースでは、夫に飽きてしまい欲求不満が溜まっていることがあります。結婚するまでは素敵な男性に見えていた夫も、結婚すれば嫌なところが見えるようになります。夫の欠点をたくさん見てしまった結果、愛想が尽きてしまうことも。愛想が尽きれば少々の不満が大きくみえることもあります。
自分の欲求を満たしたくて、優しく刺激的な男性に惹かれ浮気をしてしまう妻。夫婦のマンネリ化が原因で、妻が他の男性を求めてしまうパターンもあるのです。
原因5.復讐心
夫への仕返しで妻が浮気をするケースもあります。夫に浮気をされたことがあると、妻は大きく傷つき、その後も憎しみを抱えてしまいます。その憎しみから「私がこれほど傷ついたのだから、夫にもショックを与えたい」という復讐心で浮気をしてしまうのです。とんでもない考え方だと思われるかもしれませんが、このような女性は少なからず存在しています。
たとえば、夫に浮気をされて離婚を考えるも、子供のために悔しく悲しい気持ちを抑えて離婚しない生活を選んだ妻。このような場合、浮気をした夫への怒りは一向に鎮まることなく、許せない気持ちが沸々と湧き上がり、夫に同じ気持ちを味わわせてやろうという心理で浮気に走る妻もいます。
妻が浮気をする心理や原因は、このように多くのパターンにあります。タイミングが悪く単に魔が差しただけではなく、妻や夫の性格、これまでの夫婦の関係など、妻が浮気をする心理や原因は実に様々なのです。
妻の浮気を防ぐ対策は、初心に返って夫婦の時間を大切にすること
妻の浮気がわかった場合、夫が気をつけなければならないことは何でしょうか。それは、妻が浮気相手に本気になってしまうことです。夫の浮気は妻の元へ戻るケースが多くありますが、妻の浮気は浮気相手へ大きく傾き、のめりこんでしまうケースが多々あるのです。
しかし、妻の浮気はなかなか見抜けないこともあります。夫が浮気を疑っても、妻は簡単に認めようとはしません。夫は離婚を避けたいと思っていても妻が認めなければ話は進まず、夫が浮気を疑えば疑うほど夫婦仲はギクシャクしてしまいます。
では、夫は一体何をするべきなのでしょうか?妻の浮気をやめさせたい夫がとるべき対策を3つ挙げて解説していきます。
夫婦だけの時間を大切にする
妻の浮気をやめさせたいならば、夫婦の時間を増やすことが一番の対策となります。女性は自分に関心をもってくれる男性に惹かれ、気持ちが傾きやすいものです。日々の生活の中で短時間であっても夫婦二人っきりの時間を持ち、夫から「ありがとう」という言葉を伝えられるだけでも妻の気持ちは変化します。
しかし、妻に無関心だった夫が突然「ありがとう」などと言うと、妻は違和感を抱き夫を疑ってしまうこともあります。気持ちを自然に伝えることはとても難しいことですが、妻が料理を出してくれたときに小さな声でも聞こえるように、さり気なく「ありがとう」と伝えるのは良い方法です。夫からのさり気ない感謝の一言と夫婦だけの時間は、意外と大きな力を持つのです。
妻との時間や感謝の言葉を少しずつ増やしていくことで、妻の不満が軽減して心が満たされるようになります。
女性として妻に接する
女性として妻に接することも大切です。たとえば、記念日にプレゼントを手渡すことも妻の心を満たす良い方法と言えます。たとえば、夫婦の記念日や妻の誕生日に花束をプレゼントしたり、結婚記念日に高級レストランで美しい夜景をみながら二人きりで食事をするなども効果的です。
妻を思いやり感謝する
一番大切なことは妻を思いやり感謝することです。女性が感じる幸福感は心が満たされているかということであり、大金がなければ妻に何もできないというわけではないのです。
つまり、夫が高価なプレゼントを用意しても気持ちが込められていなければ、妻の心が満たされることはありません。ありがとうの一言やささやかなプレゼントでも、夫の真心がこめられていれば妻の心が大きく変わることもあるのです。
【ケース1.浮気妻と離婚しない】関係を修復するため夫がすべき3つの事
妻の浮気によって精神的なダメージを受けても離婚はせず、妻ともう一度やり直したいと考える場合、夫の心構えは重要です。ここでは、妻との関係を修復するために夫がすべき3つのことをお話しします。
魅力的な夫になるため自分を磨く
妻から魅力的な男性として見られるよう夫も自分自身を磨くことも、夫婦仲を取り戻すための効果を高めます。例えば、髪型や服装を気にしたり、たるんだ身体を少しでも引き締めること、家事や育児に参加すること、夫婦の役割分担を見直すことなどは、妻とやり直すためにはとても重要です。
自分にも落ち度がないか考える
浮気した妻だけを責めるのではなく、自分の言動を振り返って反省することも大切です。プライドの高い夫にはなかなか難しいですが、妻が「自分は大切にされていない」と感じれば、再び夫以外の愛情を求めてしまうようになります。夫にも反省点があれば、それを妻へ率直に伝えて改善しましょう。
互いの反省点を夫婦で話し合う
自分自身を振り返った上で、夫婦でしっかり話し合う時間を設けることも大切です。互いに向き合って話し合ったことで夫婦仲が戻り、やり直すことができたという例は決して少なくありません。
夫婦での話し合いでは、「これからは君を大切にするから、もう浮気はしてほしくない」という率直な気持ちや、「僕はこれだけ傷ついているんだ」など、夫は傷ついた自分の気持ちを冷静で具体的に伝えることも大切です。
その際、一番してはいけないのが浮気した妻を許すため、冗談のように笑いながら簡単に流してしまうこと。笑って許してしまえば「浮気しても夫はまた許してくれる」と妻に思われる可能性があるので気を付けましょう。
【ケース2.浮気妻とは離婚する】証拠を得て慰謝料を請求する
妻の浮気対策を講じたものの反応がなかった場合、夫が受けるショックはかなり大きなものとなります。妻の浮気は遊びではなく本気の浮気になってしまうことが多いため、夫は妻とやり直したい気持ちがあっても、妻から離婚を迫られるケースが実は少なくありません。
そればかりか、浮気をしていながら少しでも有利に夫と離婚するため、弁護士をつけて夫に慰謝料を請求しようとする妻も存在します。浮気妻との修復が不可能な場合は最悪なケースにならないよう、夫はしっかりと離婚の準備を進めましょう。
離婚する方法は協議離婚、調停離婚、裁判離婚の3種類です。中でも一番スムーズなのは協議離婚。協議離婚は当事者である夫婦の話し合いだけで離婚することが可能です。ちなみに、調停離婚や裁判離婚となると法律で決められた離婚の理由が必要になってきます。
法的な離婚の理由とは、正式には法的離婚事由といって下記の5項目が挙げられています。
- 不貞行為
- 悪意の遺棄
- 配偶者の生死が3年以上不明
- 配偶者が強度の精神病患者で回復の見込みがない
- 婚姻を継続しがたい重大な事由
1つ目の不貞行為とは、夫婦になったにも関わらず配偶者ではない異性と性的関係を持つこと。つまり、浮気をした場合が該当します。2つ目の悪意の遺棄は、配偶者や家族を放置し同居することさえなく、金銭面でもサポートしないということ。結婚した夫婦には同居義務や協力扶助義務があるため、これらも離婚事由となります。
また、配偶者の行方が3年以上わからなかったり、深刻な精神疾患が理由で正常な夫婦関係を維持することが困難な場合なども法的に認められている離婚理由です。その他としては、性格の不一致やDV、金銭問題などが挙げられます。
妻の浮気は、1つ目の離婚事由である不貞行為に該当します。不貞行為が認められれば妻や浮気相手に慰謝料を請求することが可能ですが、それには浮気の証拠が必要です。浮気の証拠とは、性的関係を意味するラブホテルへの出入り写真や動画、手紙やメール、または妻や浮気相手が浮気を認めた念書や音声データなど。
浮気の確証を得る場合は、プロである探偵や弁護士に相談してみましょう。個人で行うことも可能ですがリスクもあります。浮気現場の動画や写真は当然ですが、妻や浮気相手の顔がハッキリわからなければいけません。夜間や遠距離で素人が的確に撮影するのは難しく、妻の浮気現場ということで夫の精神的ダメージは更に増します。
浮気調査のプロである探偵に依頼したいけれど費用が気になる場合には、電話やメールでの無料相談もありますので利用するのも1つの手です。
まとめ
結婚という大きな決断をして結ばれた2人が、妻の浮気で離婚に至ってしまうのは悲しいことです。夫の浮気に比べ、本気になりやすいといわれる妻の浮気。夫からすると浮気をしている妻の異変は気付きにくいものです。次の記事では、妻の浮気を見抜くポイントを夫の目線でわかりやすく挙げています。ぜひ参考になさってみてください。