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探偵の浮気調査でどこまでわかる?できることとできないこと

公開日: : 最終更新日:2018/04/04: 夫の浮気発覚記事

探偵
浮気の証拠をおさえるため探偵に依頼したら、どんなことがわかるのでしょうか。探偵の実態を詳しく知っている人は少ないでしょう。そして探偵でも法に触れる調査はできないはずです。

ここでは、探偵の調査で浮気の実態や相手のことがどこまでわかるのかを調べてみました。また、浮気がわかるものの中でどんな証拠が裁判で使えるのかも合わせてご紹介します。

もくじ

1.ナンバープレートから個人を割り出すのは違法だが探偵の尾行調査はOK
2.探偵はGPSでの追跡やSNSなどインターネットの調査も可能
3.【探偵の浮気調査でわかること】会っている場所や時間と相手の個人情報
4.探偵なら行動ルートまでわかる、報告書は書面だけでなく写真やDVD付
5.裁判で使える証拠は3回以上ラブホテルに出入りした写真
6.SNSやメールは証拠にならない!シティホテルの領収書もNG
7.まとめ

ナンバープレートから個人を割り出すのは違法だが探偵の尾行調査はOK

浮気調査を頼む前に、探偵はどのような方法で調査をしているのか知っておくことが大切です。まず探偵事務所を営業するためには、公安委員会への届け出が必要です。そしてその調査は探偵業法という法律に基づいて行われます。

法律の範囲を越えて調査を行ってしまった場合には、罰金刑や営業停止処分などのさまざまな罰則を受けます。例えば、他人の敷地内で盗聴器を使用することや、車のナンバープレートから個人情報を割り出すことなどは違法行為となっています。そのため、探偵は探偵業法で認められる聞き込み・尾行・張り込みによって調査を進めます。

聞き込みでは、調査対象者の知人や友人などの近しい人などに直接話を聞くことで情報を集めます。素行調査や人探しによく用いられる調査方法です。浮気調査の場合には、この聞き込みの方法による調査はあまり行われません。なぜかというと、聞き込みによって情報収集をすると調査対象者に気づかれるリスクが高いからです。

尾行して情報収集する際は、徒歩であったり車やバイクなどを利用したりして追跡します。探偵1人が単独で尾行すると失敗する恐れがあるため、大抵2人以上のグループで行動し、複数台の車を利用します。

また、尾行している最中はカメラで写真やビデオを撮影します。そして、この写真やビデオを調査対象者と浮気相手の行動ルートや、待ち合わせ場所などを記録することに役立てます。

探偵はGPSでの追跡やSNSなどインターネットの調査も可能

張り込み調査では、調査対象者を少し距離の離れた場所から監視します。車の中からや建物の影からなど、様々な場所や角度から監視します。調査対象者と浮気相手がホテルやアパートに入ってから出てくるまで張り込みます。長時間に及べば交代で監視し、ときには一晩中張り込むということもあります。

ここでも証拠を押さえるために、写真やビデオを撮影します。調査対象者との距離が遠い場合には望遠カメラを用いることも少なくありません。また、調査対象者がホテルやアパートに出入りする時間は日中であるとは限りません。そのため、暗視カメラなどを用いることもあります。暗闇の中でもはっきりとした証拠を押さえることが可能です。

裁判をする際には、メールやクレジットカードの明細書は補足的な証拠にはなりますが、あまり効力を持たないため、不貞行為を立証するには写真や映像が有効となります。

探偵は望遠カメラや暗視カメラの他にも、様々な機材を用いて調査を行います。例えば、ライター型の小さなカメラやボールペンタイプのカメラ、ボイスレコーダーなどの録音機材などです。

他にも、24時間張り込みによる調査を行うと莫大な費用が掛かってしまうため、GPSを利用して調査することも多いです。まず尾行する以前にいつどこで会っているのか目星をつけておく必要がありますし、前段階としてもGPS調査は役立ちます。

調査対象者の車などにGPSを仕込み、大体の行動パターンを割り出します。GPS調査によって行動パターンを分析したうえで尾行調査をすると、ほぼ確実な浮気の証拠を押さえることが可能です。

探偵によってはSNSを使った浮気調査を行います。SNSは手軽に連絡を取り合えることや、メールや着信などの履歴を確認される心配が少ないことから、浮気に都合の良いツールと言われています。SNSを使った調査では、インターネット検索をして公開されている範囲を調査します。

本人の投稿から、浮気相手の氏名や子どもの有無、出身校、素性などがわかることも少なくありません。最近ではSNS調査に特化した探偵もいます。しかし、場合によっては法律違反となることもあるため、SNSの解析は請け負っていないという探偵事務所も多いのが現状です。

【探偵の浮気調査でわかること】会っている場所や時間と相手の個人情報

探偵の浮気調査で具体的にどこまでわかるのでしょうか?浮気調査では、浮気をしているかどうか、浮気相手と会っている場所や時間、浮気の頻度、浮気相手の個人情報などがわかります。

尾行・張り込み調査では、調査対象者の行動ルートがわかりますし、浮気の証拠となる写真を得ることも可能です。証拠写真の中には浮気相手の顔が写っているものもあるため、浮気相手の顔がわかることもあります。

また、尾行する前に行うGPS調査の段階で、調査対象者が浮気相手のアパートなどに出入りしていた場合、そこから浮気相手の自宅の名義などがわかることが少なくありません。浮気相手に対して慰謝料を請求する際には、氏名や住所は必要な情報となります。そのため浮気相手の個人情報も調査の範囲内となります。

SNS調査では、浮気相手の氏名や生年月日、出身地や出身校、勤務先、子どもの有無などがわかることがあります。投稿された写真に位置データが含まれていると、過去に行った場所や住所などを割り出すことができる場合もあります。しかし、これは浮気相手がSNSやブログを利用していて、投稿内容を全体に公開している場合に限ります。

探偵なら行動ルートまでわかる、報告書は書面だけでなく写真やDVD付

また、聞き込み調査によって浮気相手が既婚であるかどうかや勤務先などが運よくわかるケースもあります。このように様々な情報を得ることができる一方で、浮気相手のプライバシーに関する情報の中には調べられない範囲もあります。探偵は探偵業法や個人情報保護法などの法律に基づいて調査をする必要があるからです。

探偵によって調査内容や調査範囲、調査の質に違いがあることがあります。より質の高い調査を行うためには、訓練を積んだプロの調査員が何日もかけて情報収集したり、高価な機材や特殊な車を用いて調べたりすることが必要となります。さらに、派遣する調査員の人数によっても調査の質が変わることがあります。

また、探偵によって調査報告書の書式にも違いがあります。一般的に浮気調査の報告書には、写真・調査対象者の行動・浮気相手の情報などが記録されています。調査報告書には細かい時間帯や写真だけでなく、地図を用いて行動ルートや立ち寄った場所、一夜を共にした場所などに印をつけてあるものもあります。

探偵によっては、調査対象者と浮気相手の会話内容まで記録することも。さらに報告書の形式には、冊子形式のものやファイル形式のもの、最近ではDVD形式のものなどがあるため、調査報告書の書式などに多少の違いがあるでしょう。

裁判で使える証拠は3回以上ラブホテルに出入りした写真

このような浮気調査によって得た証拠には、裁判に使えるものと使えないものがあります。ではどのような証拠が裁判で使えるのでしょうか?裁判で使えるのは、不貞行為を立証することができる証拠です。裁判では不貞行為の証拠として、肉体関係を立証できるものが証拠として認められます。裁判で使える具体的な証拠は主に3つあります。

まず1つ目に、ラブホテルに3回以上出入りしたことがわかる写真です。写真や映像は、証拠としてもっとも優れているとされています。なぜ3回以上なのかというと、1回程度の浮気の証拠では不貞行為と見なされないことがあるからです。1回の証拠だけでは慰謝料や離婚を認められないケースも珍しくありません。

裁判で使える証拠として2つ目に、40分以上ラブホテルに滞在したことがわかる証拠が挙げられます。短時間の滞在では不貞行為を証明することができないため、40分以上滞在していることがポイントです。

3つ目に浮気相手の自宅に5回以上出入りしていることがわかる写真が、裁判に有効な証拠になります。自宅への出入りの場合、ラブホテルと異なり肉体関係を持つことを目的としているとは限りません。そのため親密な関係であることを証明するために、5回以上の出入りを証拠として押さえる必要があります。

SNSやメールは証拠にならない!シティホテルの領収書もNG

実はメールやSNSを撮影した写真などは、不貞行為の証拠にはなりません。不貞行為を証明するためには「性行為の存在を確認または推認できる」証拠である必要があります。メールやSNSは容易に偽装することができるため、証拠としての効力が弱いのです。

状況証拠とはなっても、慰謝料の請求などに対してはあまり役に立ちません。しかし配偶者が裁判の場で不貞行為が事実であると認めた場合には、プリントアウトしたメールやSNSのやりとりが証拠となります。

一方で、意外にも浮気相手とのツーショット写真や、シティーホテルのダブルルームに宿泊した領収書なども不貞行為の証拠にはなりません。

裁判で有効な証拠が欲しい場合、探偵に頼めば証拠を取ってもらうことができます。探偵は一般的に尾行や張り込み調査を行う際に、写真やビデオ映像を撮影していますし、調査報告書には何枚もの写真がついていることがほとんどです。調査終了後には、写真・動画・情報・調査報告書などを成果物として受け取ることができます。

しかし受け取った成果物の写真が不鮮明であったり、証拠として成り立たない程度の画質の動画であったりすると、裁判に使えない可能性が少なくありません。そのため、浮気調査を依頼する前に「証拠となる成果物を受け取ることができるのか?」ということをよく確認しておく必要があります。

まとめ

  • 探偵は法律で聞き込み・尾行・張り込みの調査が認められている
  • 車のナンバープレートから個人情報を割り出すことは違法行為
  • 探偵はGPSでの追跡やインターネットによる調査もできる
  • 探偵の調査でホテルに入る写真や相手の個人情報が入手できる
  • 相手の勤務先や浮気現場の録音データが手に入ることもある
  •  
    探偵は、暗視カメラやGPS、ボイスレコーダーなどを使い数名体制で調査対象を尾行します。そして浮気現場を押さえたら、尾行したりSNSなどの調査によって相手の情報も調査することが出来ます。調査の報告書は写真や動画なども加え裁判を意識したものとなっています。

    裁判では不貞行為を証明する証拠が必要となります。しかし違法な調査で掴んだ証拠は認められないため、法で認められている範囲でできる調査をしなければなりません。そのような専門的な浮気調査はやはり探偵に任せて確実な証拠を掴んでもらうことが裁判になった時のために今できることだと言えます。

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