妻から突然の別居宣言。親権は妻、養育費は月3万円と勝手に決められ離婚が成立
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: 最終更新日:2016/06/23:
私の離婚体験談
私が43歳、妻が33歳、子供がまだ7歳で結婚8年目のクリスマスイブの日でした。突然、妻から「生活費がないので、なんとか工面して。無理なら実家に帰ります」と言われました。
突然、「お金がない」と子供を連れて実家に帰った妻。別居生活が始まった
私は自営業で販売業を営みがてら、妻の経営している喫茶店でも働いていました。自営業での収益は借金などの返済に回していましたので、妻が経営している喫茶店の収益は全て妻に渡して生活していたのです。だからこそ、突然「お金がない。貰えないなら実家に帰る」と言われる意味が分かりませんでした。
「なんで?喫茶店の収益全部渡してるのに?」「なんでお金ないの」と逆に質問すると「ないものはないの。これじゃ子供に服も買えない」など、凄い剣幕で責め立てられました。しかし、私も借金の返済でお金がないのも事実。それを伝えるとその場で荷物をまとめ、子供を連れて実家に帰ってしまいました。
それからは、別居生活をしながらも妻の喫茶店で無償で働き、なんとか子供に会えることだけを支えに働いて来ましたが、4ヵ月後の春にその日がやってきました。その日は休みだったのですが、妻が家に突然やってきて「これ書いておいて!」と離婚届を置いていきました。
離婚手続きの書類を淡々と処理する妻。一方的な離婚条件に同意した
私は4ヶ月間働きながら、何も改善されない生活が続いていたので、とうとうこの日が来たかという思いで即離婚届に判を押しました。しかし、判を押したのはいいのですが、やはり子供の事が頭から離れずなかなか離婚届を渡せずに一ヶ月が過ぎました。
痺れを切らした妻が家にやってきて「離婚届け書いた?書いたなら渡して」と迫ってきたのです。私もこんな別居生活のストレスから開放されたいと思っていたので、子供が心配ですが仕方なく離婚届を渡すことにしたのです。ちょうど別居から5ヶ月が経った頃でした。
そこからの妻は、保険の名義や子供の姓の変更などで、私に話しかけることは「ここにサイン頂戴」のみ!最悪の日々でした。慰謝料はなく、養育費が月3万円、親権は妻、子供との面会には妻の承諾が必要などの取り決めを一方的に突きつけられサインさせられました。
離婚を言い出した妻に愛想が尽き、家以外の財産を渡して離婚成立
しかし、これで終わりではないのが離婚です。妻が経営している喫茶店、これをどうするかの問題が浮上するのは当たり前の事でした。なにせ、私が無償で働いていたからなんとか経営できていた状態でしたから、離婚して私がいなくなり、他の人を雇って経営するなど無理です。
話合いの結果、閉店することにしました。業務用の機械を知り合いに売り、売ったお金は全て妻に渡しました。家にある家電やベッドなど、家具は全て妻が実家に持って行き、残ったのはテレビが一台とプラスチックのタンスのみになりました。ローンが半年残っていた車は、私が残りを支払い、妻が所有することで合意。
これで私に残ったのは父が残してくれた家のみ。あとは全て妻に渡しました。なぜそうしたのか?ハッキリ言って妻が離婚を言い出した時の顔や言い方、雰囲気などで愛情が完全に冷めてしまったのです。顔を合わせるだけでストレスを感じるようになりました。
「も~、どうでもいいから早く終わってくれ」という気持ちだけだったのが原因です。離婚は、結婚の10倍以上の体力、精神力を使います。離婚原因は浮気、金銭面、親など色々ありますが、思っている以上に労力を使いますので皆さん頑張って離婚しないように心がけてください。
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